5本指全てが鍛えられ、転びそうになっても安定性が増します。
足の裏全体のバランス良く鍛えられ、脚の筋肉をバランス良く使えるよう
になります。
足の指を圧迫しないので外反母趾になりにくく、通気性が良いので水虫予
防になりますし、また、足裏を刺激するので血流が良くなります。
つまり、末端の血流が良くなるという事は、全身の血流も改善されるとい
う事なのです。
足や脳、身体に大変良いので、花緒を挿げた履物をお勧めします。
偏平足が増えたことに密接な関係があります。
偏平足とは、足のアーチがほとんどない、つまり土踏まずのくぼみがない状態です。
その状態だと足本来が持つ、身体を支える、バランスを保つ、クッション作用で衝撃を
和らげる、敏速に動く等の役目を果たすことが出来ません。
偏平足の原因は、歩くことが少なくなり、動き回ることも減り、自分の足に合わない靴や、大きめの靴を履いているのもあげられます。
偏平足を治すには、足の横のアーチと縦のアーチが出来るようにしましょう。
まず、アーチについてご説明をいたします。
人は、足裏の親指の根元、小指の根元、かかとの3ヶ所で全体を支えています。
この3ヶ所の三脚構造を有機的に結合しているのが、内側縦アーチ、横アーチ、
外側縦アーチの3つのアーチです。
アーチは足根骨と中足骨で形成されており、足の靭帯と腱で強化されています。
またアーチには弾力性があり、衝撃を吸収する働きがあります。
ですから、アーチを作るには、『 つま先立ち 』の運動するのが効果的!
さらに、下駄や草履のように、花緒を挿げた履物を普段から履くことでも足にアーチが出来てきます。
下駄や草履は、Q1の説明のように、いろいろな効果を得ることができます。
このまま放置していると、外反母趾になったりO 脚やX 脚になったりします。
腰痛や体のゆがみの原因にもなりますので、下駄や草履を履いて健康な体作りを心掛けましょう!
足の横のアーチを支える内側の筋肉と、外側の筋肉をバランス良く使う運動です。
① かかとと親指の付け根をくっつける
② ヒザを開かないようにつま先立ちをする
( お尻をキュッと閉めるように意識 をすると安定感が増します )
③ 5秒くらいのつま先立ちを朝晩10回ずつする
※ 初めは無理をしないように、徐々に回数を増やして下さい。
毎日この運動をしていると親指の反りが元に戻り、足に体重が正しくかけられ
姿勢も良くなります。そして、つま先立ち運動を続けると崩れてしまった足の
横のアーチが復活します。
いいえ、身体に大変良いものですから年中お履きください。
特に弊社の下駄や室内履きは、素足でお履きいただくと履き心地さの良さを
実感できると思います。
素足はどうも…
そう思われる方や寒い時等は、五本指のソックスを履くことをお勧めします。
弊社の履物は、ジーンズやカジュアルな洋服でも合うデザインもございます。
浴衣、和服に限らずお気軽にお履き下さい。
履いた後は、風通しの良い所で陰干しをし、柔らかい布で拭いて箱に入れる、または下駄箱に入れてください。
万一、塗れた場合も乾いた柔らかい布で拭いて、陰干しをしましょう。そのままにしていますと、カビの原因
にもなりますのでご注意ください。
保管場所は、湿度が低く風通しの良い所にしまいましょう。
化学薬品を一切使わずに木材を柔らかくする圧縮加工技術を「リグノフレックス加工」と
いいます。
本来は、木材を曲げると割れてしまいますが、熱と水蒸気だけで圧縮する特許の加工技術
なので、この加工をすると柔軟性が持たれ割れずに曲がるのです。
岐阜大学と名古屋木材株式会社の共同開発した特殊加工です。